Webサイトの全体観を把握するため、ページリストなどを参照しながらサイト構造を整理。具体的にはオンラインホワイトボードツールを用いて、サイト内における主要ページの遷移状況を可視化しました。
次に、ヒアリングおよび、ヒューリスティック観点による課題の洗い出しと整理を行いました。
事前調査の次に、改善優先度の高いボトルネックを特定するため、Google アナリティクスを用いてWebサイト内のファネル分析を実施。サイト内のユーザー行動を俯瞰し、主要画面における離脱ポイントの調査を行いました。
プロセス1、2で洗い出した課題を基に、導線やLPO観点などの改善方針の整理を行いました。さらに競合調査も踏まえ、それらの改善イメージをビジュアル化し、ご提案させていただきました。
本プロジェクトでは、サイト改善方針のご提案に加え、運用面でも伴走いたしました。分科会を通して、効果測定フォーマットのご提供やその活用方法、データ収集や解析ツールの使い方など、Web改善に関するノウハウを幅広くご提供させていただきました。
今回のプロジェクトでは、Google アナリティクスによるアクセス解析やヒューリスティック評価によるユーザビリティ調査を軸に、Webサイト上の課題発見から仮説立案、改善施策のご提案を行いました。施策の実施にあわせ、KPI設計や効果検証用の仕組みの設計、解析ツールの活用方法やプロジェクト内のQ&A集も加え、約100ページの活動報告書として提出いたしました。サイト改善施策の実施にとどまらず、その後の運用フェーズでも役立つノウハウの提供を含め、クライアントのサービスに寄り添った持続的な貢献をすることができました。
弊社が抱えるウェブサイトは製品構成上複雑な構成になってしまうこと、そして収集しているデータの更なる利活用が課題でした。
NIJIBOX様は導線の整理からデータを活用したウェブサイトの分析、改善策の提示までを短期間に実施いただきました。実際に効果も出始めています。
加えて弊社が今後も自律的に運用できるよう、ノウハウの共有も丁寧に行ってくださり、弊社の基本的な運用スキルが向上しました。ウェブサイト運用に欠かせないパートナーです。