「Shopify」とは、世界175カ国・170万以上のビジネスで利用されているマルチチャネルプラットフォームです。近年ではコロナ禍のEC需要の高まりもあり、国内でも注目を集めています。
制作に先立ち、既存サイトの機能をすべて洗い出し一覧化。Shopifyが持つ機能とアプリでどこまでカバーできるのかを、一つひとつ入念に調査・検証を行いました。その結果を基に、ストアにどのような機能が必要なのかを精査し、確定していきました。
企画フェーズでは、まず既存ストアの商品階層を確認し、検索性を損なわないような情報設計を重視しました。その上で、Shopifyの強みであるビジュアルの訴求を全面に出すため、TOPページのコンテンツ提案もさせていただきました。
デザイン・実装フェーズでは、Shopifyのテーマをベースにデザインを設計する必要があるため、ディレクター・デザイナー・フロントエンドエンジニアでミーティングを重ね、技術的な実現可能性も考慮しながら進行しました。
ニジボックスとしては初のShopify案件となりましたが、クライアントとの密接なコミュニケーションを保つことで滞りなくスケジュールを進めることができました。
また、海外サービスの導入でつまずきがちな不明点の問い合わせに関しても、Shopify公式サポートへの英語コミュニケーションをサポートさせていただき、迅速に解決いたしました。現在はマニュアルや制作フローを作成し、社内体制も盤石なものとなるよう整備を進めています。
Celom株式会社様と今後も連携し、多くの店舗様へ導入支援を継続していく予定です。
これまでは他のASPを利用して、”HanaMidori”を構築していたのですが、ASPのバージョンアップ対応のたびに、毎度サイト改修を行うコストが多大な負担になっていました。
そんな中ニジボックスさんは、弊社側での今後のサイト運用も見据えた上で、Shopifyでのサイト構築という最適なソリューションをご提案いただきました。今回弊社ではすでに運営していたECサイトがあったので、当初はそのままデザインや機能を継承してShopifyに移管できれば十分かなと思っていました。しかし、ニジボックスの担当の方々は、そもそもどういったターゲットにアプローチしたいのか?など、サイトコンセプトのレイヤーから丁寧にヒアリングをしてくださり、弊社としても改めて”HanaMidori”の存在意義や進むべき方向性を再定義するきっかけとなりました。毎回のミーティングでの調査の質・量にも驚いていましたが、こちらの想定以上に、ともに事業を推進していく仲間として伴走していただけました。