「ほいれこ」は子育て世代ユーザーの、ともすれば煩雑になりがちな「保活」をサポートするサービスです。
保育園の情報提供や保育指数の算出シミュレーションなど、保育園を選ぶ際に必要になる情報を手元のスマートフォンで確認できます。
(1)保育園検索機能
自宅の住所を入力することで近隣の保育園を探せます。対象年齢や保育園の種類(公立保育園、小規模保育園、認定こども園等)からの絞込み検索機能も備えています。検索結果は、一覧表示またはマップ表示から選択できます。希望の保育園を選択すると、定員や開園時間などの詳細情報を確認できます。
(2)シミュレーション機能
保育指数をシミュレーションすることができます。前年度の保育指数のボーダーラインを参考情報として保育園を探せます。
※「ほいれこ」は、みずほ情報総研株式会社の商標です。
インタビューに際しては、都外と都内で対象者のカテゴリ分けを行い、それぞれ5名ずつリクルーティングしました。対象者の条件は、2歳以下のお子様が同居し、ご夫婦ともに正社員として勤務をされているご家族の奥様としました。調査形式は1対1の対面によるインタビューで、お1人あたり90分のインタビューを実施いたしました。
課題調査を経て、みずほ情報総研様が考案された複数のサービスアイデアを、具体的にイメージし易くするするために「ストーリーボード」として見える化。対象者に見せながら再度インタビューを実施し、ニーズ検証を行いました。
二度目のインタビューでは、調査対象者の条件を絞り、人数も増やすことでさらに情報精度を高めます。ご夫婦ともに正社員として勤務している(現在育休中で復帰予定も含む)ことを前提条件としました。前提条件に合致する対象者を12名リクルーティングし、今回はさらに、育休中の部下に対する悩みを持つ上司も3名リクルーティングすることで、利用者側だけでなく、関係者のニーズ調査も同時に行いました。
調査形式は1対1の対面によるインタビューで、お1人あたり60分のインタビュー調査を実施いたしました。
みずほ情報総研様が、実証実験を行うフェーズでは、自治体にサービス導入の提案を行う際の資料作成と「ほいれこ」の使用感を営業時に実際に体験してもらうための、モックアップの制作を担当。
また、実証実験の提携先決定後は、実際に市民が利用するサービスのUIデザインから開発の全ておよび市民に周知するためのパンフレットデザインを担当いたしました。
みずほ情報総研様は自治体と連携し、「ほいれこ」の実証実験を実施しました。 利用者の満足度も高く、今回の実証実験を通じて、サービスの有効性を検証し、将来的な事業化を目指される予定です。
ユーザインタビューを起点として課題発掘、コンセプト検討から実証実験におけるパンフレット、アプリケーション構築まで幅広く支援いただきました。
ニジボックスには、経験、スキルともに高いメンバーが多く、こちらも安心して取り組むことができました。
ありがとうございました。