リクルートエージェントの運用課題に沿ったガイドラインの方針を決定するにあたり、リクルートグループ内の他サービスに携わっているデザイナーを対象に、ガイドラインの作成プロセス、運用、管理方法などについてのヒアリング調査を実施いたしました。
ヒアリング調査を進める中で、現場のデザイナーのみに向けたガイドラインではなく、他の職域にもデザインを共通認識化できれば、各所のコスト軽減が可能との仮説を得ました。そこで、デザイナー職種以外のプランナーやフロントエンドエンジニアをはじめ、現場でのヒアリング範囲をさらに拡大し課題探索を実施、各所の課題を解決可能とするデザインコンセプトを定めご提案いたしました。
決定したデザインコンセプトに従い、既存サイトの主要ページで使用されているデザインパーツをカテゴリごとに整理しました。そして、現状の課題をデザインの統一性、ルール、ページごとの目的に応じて可視化いたしました。
デザインルールの再定義に際して、具体的には以下の施策を実施いたしました。
ガイドラインの作成にあたり、運用に負担がなく、なるべく最新の状態でデータに反映できるようSketchのライブラリーを使用し、それぞれのコンポーネントをシンボル化して管理しました。
また、Abstractというツールを使用し、プランナーやフロントエンドエンジニアも最新のSketchデータを閲覧できるように工夫いたしました。
今回、デザインガイドラインを整備することにより、ステークホルダーに対して以下の新たな価値提供を実現できました。
1. デザイナー
2. クライアント
3. カスタマー