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【初心者向け】ランディングページ(LP)とは?作り方やポイントも丁寧に解説!

【初心者向け】ランディングページ(LP)とは?作り方やポイントも丁寧に解説!

2021.6.11

ランディングページ(LP)とは、Webマーケティングにおいて商品・サービスの購入や問い合わせを促進するWebページのことです。

この記事では、具体的にランディングページ(LP)がどんなページなのかを実例とともに紹介し、その特徴やメリット、作り方や、より効果を上げるためのLPO(ランディングページ最適化=Landing Page Optimization)についても解説します。

ランディングページ(LP)とは?

ランディングページ(LP)とは、「商品やサービスの訴求をし、購入や資料請求などを促すことを目的としたページ」です。
ただし、ランディングページを定義するときには、広義・狭義の2種類あるということを最初に覚えておきましょう。

広義のランディングページ(LP):サイト内で最初に訪問したWebページの意味

広義のランディングページ(LP)とは、Webサイトの中でユーザーが最初にアクセスしたページのことです。

例えば、ユーザーが「A社 採用」とGoogle検索をしてクリックしたリンクが、あなたの会社のホームページ内にある採用ページだったとします。
この場合は、採用ページ=ランディングページとなるわけです。

アクセス計測ツールであるGoogle Analyticsのメニューに「ランディングページ」の項目がありますが、これは広義のランディングページを指しています。

狭義のランディングページ(LP):Webマーケティングでの一般的な意味

狭義のランディングページ(LP)とは、商品・サービスの購入など、ユーザーのアクションを促すためのページです。

Web制作会社や広告代理店の人が「ランディングページを作って販促をしましょう」と話しているのを耳にした場合は、狭義のランディングページ(LP)のことを指していると思っていいでしょう。

実際にどんなページなのか見ていただければ理解しやすいと思うので、こちらのページを開いてみてください。

これは、弊社のオンラインイベント運営サービスに問い合わせしてもらうことを目的としたランディングページです。
オンラインイベントの開催を検討している見込み顧客に対して、弊社のサービスの特徴やメリットを伝え、最終的にはランディングページ内のフォームから資料ダウンロードしていただくことが狙いです。

このように、縦長で1ページ完結型の商品紹介ページが狭義のランディングページ(LP)です。

以降、当記事で単に「ランディングページ」と呼ぶ場合は、狭義を指すこととします。

ランディングページ(LP)とホームページの違い

ランディングページ(LP)とホームページの違い
ランディングページ(LP)とホームページは、その目的や役割から異なるものです。

どのように違うのかを見ていきましょう。

ランディングページ

  • 目的:購入や問い合わせなどを促す
  • 役割:商品やサービスに特化した内容を訴求する
  • ページ数:1ページ
  • 流入方法:Web広告が多く、SNSやメールの場合もある

ホームページ

  • 目的:会社のことを知ってもらう
  • 役割:情報を幅広く提供する
  • ページ数:複数であることが多い
  • 流入方法:自然検索やSNSが多い

ランディングページとホームページの違いで一番押さえたいポイントは「目的の違い」です。

ホームページはその会社がどんな理念を持ち、どんな商品を提供しているかなど幅広い情報を伝えることを目的としています。
一方、ランディングページ(LP)の目的は商品やサービスを購入してもらう(あるいは検討してもらう)ことです。

目的が違えば、当然役割も異なります。
ページ数も、ホームページはカテゴリごとのページが必要ですが、商品・サービスに特化したランディングページは1ページだけで完結することがほとんどです

また、ランディングページは直接的な販促ツールである分、ユーザーに流入してもらうために広告を出すこともあります
そのため広告費が必要になるケースも多いです。

ユーザーアクションを促す、ランディングページ(LP)の3つの特徴

ランディングページ(LP)では、「購入や問い合わせなどのユーザーアクションを促す」ことが重要です。
ユーザーアクションを促すランディングページには、次の3つの特徴があります。

  • 特徴1:縦長のページであること
  • 特徴2:リンクが少ないこと
  • 特徴3:写真やイラストなどビジュアルを効果的に使用していること

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

特徴1:縦長のページであること

1点目の特徴は、ランディングページ(LP)は縦長のページになる傾向があるということです。

先述の通り、ランディングページは紹介する商品やサービスを購入してもらうためのページです。
そのため、ユーザーに魅力的だと感じてもらえる十分な情報をランディングページ内で担保することが重要になります。

例えばある化粧品のランディングページに、商品特徴と得られる効果の情報だけが載っていても、「この化粧品を買おう」と動機づけされる人は少ないでしょう。
効果の根拠となる成分説明や生産時のこだわり、体験者の声、さらにSNSで話題になっていること、期間限定の特別価格まで載っていてはじめて「今使っている商品よりこっちの方がいいかも」と思ってもらえるはずです。

このように、ランディングページは情報量が多くなります。
また、商品購入リンクへの誘導を目指すには、他ページに遷移させずに1ページにまとめた方が効果的です。
なぜなら、紹介したい商品以外の情報ページに遷移をしてしまうと、ユーザーはそこで離脱してしまうリスクがあるからです。

以上の理由から、ランディングページは1ページにたくさんの情報を入れるのが最適であるケースが多く、自然と縦長のページになる傾向があります

特徴2:リンクが少ないこと

2点目の特徴は、ランディングページ(LP)はリンクが少ないということです。

特徴1で説明したように、ランディングページ(LP)は離脱防止の(他ページに遷移させない)ための設計をするため、リンクの数が少なくなります。

基本的には購入や問い合わせなどができるアクションページへのリンクのみで、「●●の詳細はこちら」「商品Bについてはこちら」などのリンクは入れないことが多いです。

特徴3:写真やイラストなどビジュアルを効果的に使用していること

3点目の特徴は、ランディングページ(LP)は写真やイラストなどビジュアルを効果的に使用しているということです。

「このページを読み進めよう」と思ってもらうためには、パッと見ただけで興味を持たせることが重要です。
そして、最後まで飽きずにページを読み進めてはじめて、ユーザーは商品の購入を検討してくれるのです。

例えばコーヒーの新商品を販促する目的のランディングページがあったとしましょう。
1万文字以上のテキストがずらりと並ぶページと、見るだけで香りが伝わってきそうなコーヒーのビジュアルにキャッチコピーが数文字のページ、どちらが直感的に「読み進めてみよう」と思うでしょうか?
おそらくほとんどの人が後者と答えると思います。

ユーザーの興味を引き、飽きさせないために、ランディングページの多くは写真やイラストなどビジュアルを上手く用いて訴求しています

ランディングページ(LP)の3つのメリット

前章で紹介した特徴を持つランディングページを作ることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
それは「情報集約性」「強い訴求力」「離脱率の低さ」です。

それぞれ、詳しく解説します。

メリット1:情報集約性

前章の特徴1で解説の通り、ランディングページ(LP)はユーザーが商品を十分に理解できるための情報を集約します。
このランディングページの情報集約性が、ユーザーの購入・問い合わせといったアクションにつながります。

メリット2:強い訴求力

写真やイラストなどビジュアルを効果的に使用しているランディングページ(LP)のように、ビジュアライズされたデザインは強い訴求力をもたらします
ユーザーが一見しただけで興味を持つことも、コンバージョンのための重要なポイントです。

メリット3:離脱率の低さ

ホームページなどリンクの多いページだと、ユーザーが離脱(ブラウザを閉じたり、他サイトへ遷移してしまったりすること)するリスクが高くなります。

しかし、前章で説明したようにランディングページ(LP)はリンクが少ないため、比較的離脱率が低くなる傾向があります。

ランディングページ(LP)の2つのデメリット

メリットの多いランディングページですが、その一方で「直帰率が高い」「SEOには向いていない」というデメリットもあります。

デメリット1:直帰率が高い

直帰率とは、ユーザーが最初に訪問したページだけを見て離脱する割合のことです。
ランディングページ(LP)は、リンクが少ないためそのページ自体は読まれますが、裏を返すと他のページへの遷移が少なくなるということなので、自然と直帰率は高くなります。

ただし、直帰率が高い=良くないこと、とは必ずしも言えません。
むしろ重要なのはユーザーが離脱した理由です。

内容に飽きてしまったから途中でページを閉じた、であれば問題です。
しかし、最後までページを読み進めて十分に商品の魅力を理解できたけど、一度購入を検討したいからページを閉じた、であればランディングページがある程度役割を果たしたと評価してよいでしょう。

デメリット2:SEOには向いていない

SEO(検索エンジン最適化)によるページ流入のためには、ユーザーのニーズに応える幅広い情報が必要です。
商品・サービスに特化した情報を提供するランディングページ(LP)では、検索で上位に表出させることがどうしても難しくなります。

そのため、ホームページとの違いで触れたとおり、Web広告やSNS・メールを使って流入させることがほとんどです。

ランディングページ(LP)の構成要素

ここからは、ランディングページ(LP)を構成する要素について、代表的なものを紹介します。

注意してほしいのが、紹介する要素の全てをこの順番で並べればよいというわけではない、ということです。
商品・サービス内容やユーザーニーズによって、どの要素をどのように構成するかも変わってくるからです。

ランディングページの代表的な要素

ランディングページ(LP)の構成要素画像

ファーストビュー(興味喚起)

多くのユーザーは、ファーストビューの数秒で「このページを読み進めるかどうか」を判断します。
そこで、ページの最上部では、ユーザーに「続きを読みたい」と思ってもらえるキャッチコピーやメインビジュアルをファーストビューに用いて興味を誘います

気持ちの代弁(共感)

ユーザーが抱えていそうな悩みや不安、疑問を代弁し、「解決してくれるかも」と期待を持ってもらいます。

ユーザーメリット(ベネフィット)

商品の特徴を「ユーザーにとってどんな良い結果をもたらすのか」の観点で訴求します。
マーケティング界の巨人セオドア・レビットの格言「ドリルを買いにきた人が欲しいのは、ドリルではなく『穴』である」が示すように、ユーザーは多くの場合、商品そのものではなく課題の解決を欲しているのです。

ベネフィットを裏付ける根拠(証拠)

商品の科学的根拠など、ベネフィットの客観的な証拠となる情報で安心感を与えます。

お客様の声(信頼)

既に商品を愛用している他のユーザーの声を載せることで、信頼感を持ってもらえます。
近年では、SNSで多数紹介されていることが分かる情報も効果的です。

メディア紹介・受賞歴(権威)

雑誌やTVで紹介された、業界で有名な●●賞を受賞したなどの権威付けができれば、さらに信頼感が増します。

開発秘話(ストーリー)

商品が作られるまでのこだわりや想い、あるいは失敗談からの逆転劇といったストーリーを載せます。
そのストーリーに「奇跡」を感じたとき、ユーザーは感情を大きく揺さぶられます。

保証情報(クロージング)

効果がなかったときは返金します、期間限定で●●円になります、といった購入の後押しとなる情報です。

購入または問い合わせページのリンクまたはフォームを貼る(アクション)

ランディングページの目的であるアクションにつながる大事な要素です。

ランディングページ(LP)の作り方5つのステップ

ここからは、ランディングページ(LP)の作り方を以下5つのステップに分けて解説します。
ランディングページの作り方ステップ画像

【STEP1】ランディングページ(LP)制作の目的とペルソナ設定

まずは、ランディングページを作ることで具体的にどんな目的を達成したいのかを設定します。

商品購入なのか、問い合わせなのか、会員登録なのかによって、ランディングページの構成や要素も変わってきます。
この「ランディングページ制作の目的」を常に念頭に置きながら制作を進めることが重要です。

そして、制作するランディングページの想定顧客がどんな人なのかをまとめたペルソナを設定します。
想定顧客がどんな悩みや不安を抱えているのかまで具体化することで、ランディングページで伝えるべき情報や訴求の方向性がクリアになります。

■参考記事:ペルソナについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください!
「ペルソナ」とは?ターゲットとの違いやペルソナ設定の重要性までやさしく解説

【STEP2】構成(ワイヤーフレーム)作成

次のステップは、ランディングページの構成を決め、ワイヤーフレームを作成することです。

ワイヤーフレームとは、ページの「設計図」です。
「何を」「どこに」「どのように」配置するのか、前章「ランディングページ(LP)の構成要素」を参考にしながら設計しましょう。

■参考記事:ワイヤーフレームについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください!
【初心者でも分かる】制作に欠かせないワイヤーフレームとは?意味や役割、作り方まで解説

【STEP3】コンテンツ作成

3つ目のステップは、ワイヤーフレームに沿ってランディングページ(LP)のコンテンツ(テキスト情報、ビジュアル情報)を作り込んでいくことです。
具体的には、キャッチコピーをはじめとしたコピーを考える、内容に合った写真を用意するなどの作業が発生します。

また、お客様の声や開発秘話を載せるなら取材が必要になることもありますし、メディア紹介情報を載せるならそのメディアに許可を取ることもあります。

【STEP4】デザイン作成

4つ目のステップは、各写真の大きさや文字のフォント、カラーのトーンなどのデザインを作成します。

同じワイヤーフレームから作られたランディングページ(LP)でも、デザインを変えただけで印象がガラッと変わります。
そして、印象はランディングページの効果に大きな影響を与えるので、STEP1で設定したペルソナが魅力的だと感じてもらえるデザインを意識する必要があります

ちなみに、実際の現場ではSTEP3と4を並行して進めることもあります。
キャッチコピーやメインビジュアルなど大まかな部分だけ先に作成し、他は仮の情報としてデザインを作ることで、デザイン完成後の手戻りを減らすことができ、また制作期間を短縮することも可能になります。

【STEP5】コーディング

デザインまで確定したら、最後のステップはコーディングをしてランディングページ(LP)をWebページ化します。
近年はコーディングなしでWebページを作ることができるサービスもあるので、簡易的に作りたい場合は利用してみてもいいかもしれません。

ランディングページ(LP)を最大限活用するために

ここまで、ランディングページ(LP)の基礎について解説してきました。
最後に、ランディングページをより効果的なものとする上で欠かせない「LPO(ランディングページ最適化=Landing Page Optimization)」について触れたいと思います。

LPOとは、ランディングページをユーザーニーズに合わせて最適なものとし、より購入や問い合わせ数を上げるための方法です。

「最適なもの」とは、ランディングページを見たユーザーが、紹介されている商品に対して魅力を感じ、購入したいと思うページです。
極端な話、100人がページにアクセスした際に100人が購入すれば、完璧なLPOができているということになります。(現実的にはありえませんが)

LPOの手法はさまざまありますが、基本は「ユーザー視点でランディングページを作る」ことです。
そこで特に重要なのが、前章「ランディングページ(LP)の作り方5STEP」のSTEP1で解説したペルソナ設定と、リリース後の効果検証です。

ペルソナを解像度高く描くことができればユーザーの視点を正確に捉えられ、より「最適な」ページが作れます。
また、コンバージョンの計測や分析によって効果を検証することで、ランディングページをより「最適に」改善してCVRアップを試みることができます。

まとめ

ランディングページ(LP)について解説してきましたが、いかがでしたか?
ぜひ今回の記事を参考にして、良いランディングページの制作に活かしてみてください。

またニジボックスでも、ランディングページを最短2週間で制作し、リリース後の改善までワンストップで提供するランディングページ制作サービスを提供しています
▪️事例はこちら:株式会社ネクスウェイ BtoB特化LP制作パッケージを採用したリニューアル支援

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