初心者でもわかる、UI/UXの活かし方とは?

初心者でもわかる、UI/UXの活かし方とは?

2019.9.19
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近年、あらゆるサービスにおいて、ユーザーファースト(顧客にとって便利・機能的・使いやすいこと)の視点に立つことが重視されてきています。
その中で、UI、UXという言葉がよく使われるようになり、企業の中で専門の部署として取り組むなど、サービスにおいてUI UXという概念が欠かせないものであると認知されてきています。

本記事では、中小企業のWeb担当者やサービス運営に携わっていて、UI UXを取り入れようと考え始めた方に対して、UI/UXの概念を分かりやすく解説し、実務の中で取り入れるためのポイントをご紹介します。

UIとは?

UIとは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略であり、Interfaceは「境界面」「接点」を意味します。

例えば、あるECサイトをスマホで見ているときの商品名のフォント、サイズや、クリックする「購入ボタン」の色など、ユーザーとモノの接点となる「見た目」の部分を指します。
Webデザインに限らず電化製品であれば外観の形やスイッチなど、ユーザーがプロダクトを使う際に直接目に見える/触れるところもUIと言えます。

UIとは?

「○○を買いたい」という目的をもってサイトに入ってきたユーザーに対して、使いやすく、分かりやすいように見た目を作りこむことが「UIデザイン」となります。

UXとは?

UXとは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で、「ユーザーの体験」を意味します。
分かりやすく言うと、そのモノやサービスをユーザーが使うことによってどんなことを感じるか?という意味になります。

例えば、

  • ECサイトで迷わず欲しいものが探せて、ストレスなく購入できた
  • ツアー会社のサイトで、費用や日程を希望通りの内容で申し込みすることができた

といった体験になります。

ユーザーがスムーズに目的を果たせるような体験にするために、
情報やデザイン、導線を作り込むことをUXデザインと呼びます。

ユーザーエクスペリエンスおよび、UXデザイナーについては、
より詳しく説明している下記の記事をご参照ください。

■参考記事
・ユーザーエクスペリエンス(UX)とは?〜UIとの違いから具体事例まで〜
・職域から考えるUXデザイナーという職業

UIとUXの違いとは?

UI、UXは一緒に語られることが多い言葉ですが、UXがユーザーの総合的な体験を指すのに対して、UIはUXを生み出すための要素(ボタンや色、フォントなど見た目の部分)として考えることができます。

主にWeb/IT業界で語られることが多いUIやUXという概念ですが、ユーザーが存在するサービスを考える上で大切な戦略として、あらゆる業界(観光、医療、小売、建設・・・・)に求められる考え方という認知が特にアメリカでは広がり、様々な企業で取り入れられています。

例えばカフェの経営においても、事前にユーザーがホームページやSNSで受け取った情報やイメージ、そしてリアルな店舗での接客の導線やメニュー、空間/インテリアなど全体を通して、そのカフェでの体験(UX)ができあがる、と言えます。

UI、UXを表面的なデザインとしてではなく、1つ1つの要素(UI)を組み立て、総合的な体験(UX)を作る、と考えることが、業界問わず求められているのです。

初心者でもUI・UXを取り入れるための3つのポイント

そういった中、デザインやWebのスキルがない方でも、サービスのより良いユーザー体験を作るために、初めてUI UXを取り入れていくために大切な3つのポイントをご紹介します。

1.目的とゴールを整理する

まず、UIやUXを取り入れたいと考えた目的とゴールを整理しましょう。

例えば、

  • ECサイトの売り上げを改善するために、新規ユーザーの直帰率を下げて、コンバージョン率(購入率)を上げたい
  • 新規事業・商品の提供(新規ユーザーを獲得したい)

これらをまず最初に整理することで、「何のためにどこに向かおうとしているのか」を自身はもちろん、関わるスタッフと共有することでプロジェクトとしてブレを少なく進めることができます。

2.ターゲティング

次に、そのサービスはどんな顧客層をターゲットにしているのか?を定め、どんな人のニーズに応えるものなのか、を考えます。
例えば、「首都圏在住の育児をしながら働いている女性で、自宅で手軽にアウトドアを楽しみたい方」のようにターゲットを定めます。

3.ペルソナ設定

さらに、ターゲットを具体的にイメージするために、ペルソナ(架空の人物像)を設定します。
リサーチから得られた情報をもとに、年齢や職業、居住エリア、趣味やライフスタイルなど、どんな性格でどんな行動をするのかを細かくイメージできるくらいまで設定します。

ペルソナ設定

ここまで詳細に設定することにより、ユーザーの行動の背景が掴めてきます。
例えば、共働きで子育てに追われる中で、ゆっくり買い物に行く時間もない人にとって、どんな内容が心に刺さるのか?という、
ユーザー側の視点に立ち、サービスをどのように組み立てれば、ユーザーが心を動かされてアクションを起こしてくれるのか、本質的な部分を考えることができます。

まとめ

ユーザーが存在するサービスにおいて、ユーザー側の目的・視点に立って、見た目をつくり(UIデザイン)、総合的なユーザー体験を作り込む(UXデザイン)ための、基本的なポイントを紹介させていただきました。

上記のポイントは特定のスキルの有無に関わらず、あらゆる業界でサービスに携わる立場の方にとって、ますます重要となってきます。
ぜひ社内に取り入れて、より良いサービスを生み出していきましょう!

UI UXデザインの参考になるスライドや書籍

■参考記事
職域から考えるUXデザイナーという職業
https://creatorsblog.nijibox.jp/ux_designer_jobtitle/

■参考スライド
UX / UIデザインって何?
https://www.slideshare.net/JSUXDesign/ux-ui-45163428

■参考書籍
ノンデザイナーでもわかる UX+理論で作るWebデザイン
https://amzn.to/33WIwuL
ノンデザイナーズ・デザインブック
https://amzn.to/33Us0Lv

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